(CNN) 米オレゴン州で暮らす犬「ルー」がこのほど、「最も耳が長い存命中の犬」のギネス記録を更新した。
飼い主によると、クーンハウンドのルーの左右の耳はそれぞれ13.38インチ(約34センチ)。左右とも同じ長さだ。
ルーには一風変わったかわいい癖がたくさんあり、飼い主の女性は「最もおばかで小さな変わり者」と表現する。
たとえば、キッチンの調理台にあごをこすりつける癖もその一例だ。だが、一番有名な特徴といえばやはり、互いに結べるほど長い左右の耳だろう。
地元オレゴン州では行く先々で決まって、人々がルーのベルベットのように滑らかな耳に触る。
飼い主のページ・オルソンさんは「彼女(ルー)の耳を触るのは最高のマッサージを受けるようなもの」と話している。
オルソンさんによると、子犬の頃のルーは自分の耳を踏んでばかりで、脚を引っかけては地面に転んでいたという。今では耳を踏まずに歩けるようになった。
耳の感染症にはかからないが、耳が汚れてしまうことはある。ただ、オルソンさんは気にしておらず、「水入れの中で自然に汚れが取れるし、あまり汚くなった時は自分で自分の耳をなめる」と話している。
ブラック・アンド・タン・クーンハウンドが長い耳を持つようになったのは品種改良の結果で、土の中で耳を引きずって、動物の古い匂いを巻き上げ追跡しやすくする目的があった。
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