ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は11月30日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染例が、最大都市サンパウロで2件見つかったと発表した。中南米での報告は初めてとみられる。
感染が確認されたのは、23日に南アフリカから帰国した夫婦。南アでの搭乗前の検査では陰性だったが、再び南アに戻るために行った25日の検査でともに陽性だったという。
世界保健機関(WHO)が南アからオミクロン株の報告を初めて受けたのは24日で、ブラジルにはその前日にオミクロン株が到達していた可能性がある。(リオデジャネイロ支局 淵上隆悠)
2021-11-30 23:18:00Z
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