2022年03月31日10時12分
【ロンドン時事】英国で通信傍受や暗号解読などを担う情報機関、政府通信本部(GCHQ)のフレミング長官は、ウクライナに侵攻したロシア軍が自軍の航空機を誤って撃墜したと明らかにした。一部のロシア兵が命令に背いたり、自分たちの装備を破壊したりしているとも述べた。
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オーストラリア国立大で31日に行った講演内容を英政府が公表した。いずれも証拠に基づくものだといい、ロシア軍の士気の低下や指揮命令系統の混乱が軍事活動に影響しているとの見方を示した。
フレミング氏は「ロシアのプーチン大統領は状況を著しく見誤っている」と強調。ウクライナの抵抗や西側諸国の制裁の影響などを過小評価する一方、自軍の実力を過大評価していると指摘した。「プーチン氏の顧問らが真実を伝えることを恐れている」ことが背景にあると付け加えた。
2022-03-31 01:12:00Z
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