2022年03月30日06時53分
【ワシントン時事】米国防総省のカービー報道官は29日、同省で記者会見し、ロシア軍がウクライナの首都キエフの制圧に失敗したと断定した。一方、ロシア軍部隊の一部がキエフから後退しつつあるが、「本当の撤退ではなく(部隊の)再配置だ」と強調。東部ドンバスなど他の地方での作戦に戦力を集中するための動きだとの見方を示した。
カービー氏は「ロシアはキエフ制圧に失敗し、ウクライナを支配下に置くという目標も達成できなかった」と断言した。その上で、キエフ包囲を目指して進軍していたロシア軍部隊の一部が戦線を離れ、北に移動しているとする分析結果を明らかにした。
ただ、後退を始めた部隊は小規模にすぎず、「キエフに対する脅威が終わったわけではない」と強調。「ロシアが突然、キエフに対する作戦を縮小し全面撤退すると宣言しても、うのみにすべきではない」と警戒を緩めない姿勢を示した。
2022-03-29 21:53:00Z
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