日本を訪れる外国人旅行者は新型コロナの感染拡大前の2019年には3188万人と、5年間で2.3倍に増加し消費額は、年間4兆8000億円に上っていました。
しかし、新型コロナの感染が確認された後、政府は段階的に水際対策を強化し、航空各社では、国際線の運休や減便が相次ぎました。
このため外国人旅行者は2020年は411万人と前の年に比べて87.1%減少、2021年は24万人と、2019年と比べて99.2%減りました。
ことしに入ってからは水際対策が徐々に緩和されます。
4月には、日本人の帰国や、留学生など外国人の入国希望に対応するため、1日当たりの入国者数の上限を7000人から1万人に引き上げました。
そして6月に入り、添乗員つきのツアー客に限定する形で外国人観光客の受け入れをおよそ2年ぶりに再開。
1日当たりの入国者数の上限も2万人の範囲内に拡大しました。
しかし、受け入れが再開されたあとも、▽6月は252人、▽7月は7903人、▽8月は1万826人と、日本を訪れる外国人観光客の数は伸び悩みました。
旅行会社などからは欧米を中心に個人旅行を好む観光客が多いことや、ビザの取得が必要で手続きに時間がかかることなどが伸び悩みの理由として指摘されていました。
9月からは1日当たりの入国者数の上限を5万人に引き上げ、観光目的の外国人の入国について添乗員を伴わないツアーを認めました。
こうした中で、政府は11日から短期滞在のビザの取得免除や、外国人の個人旅行の解禁など、水際対策を大幅に緩和します。
2022-10-11 03:27:44Z
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