【キーウ=川上大介】ウクライナ軍参謀本部などによると、ロシア軍は10日、首都キーウを含むウクライナ全土の20か所以上に80発以上のミサイル攻撃や空爆を行い、少なくとも14人が死亡、97人が負傷した。プーチン露大統領は安全保障会議で、「クリミア大橋」で8日に起きた爆発に対する「報復」だと主張した。欧米各国はロシアを非難した。先進7か国(G7)は11日、緊急の首脳会談をオンラインで開き、対応を協議する。
露軍によるキーウへのミサイル攻撃は今年6月下旬以来とみられる。キーウ市当局などによると、10日朝、市内4地区にミサイルが着弾した。集合住宅45棟や教育関連施設6棟など計約70の建物が被害を受け、6人が死亡、約50人が負傷した。ロシア通信などによると、ウクライナ保安局(SBU)の建物近くにも着弾した。ドイツ政府によると、ドイツ大使館のビザ発給を担う部署が入るビルが被害を受けた。東欧ルーマニアの大使館近くにもミサイルが着弾した。
ウクライナの非常事態庁によると、キーウと15州でエネルギー関連施設が被害を受けた。西部リビウや東部ハルキウなど主要都市で電力供給が一時的に停止した。水の供給網に8州で障害が出たとの情報もある。
2022-10-11 01:27:00Z
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