【ソウル=上杉洋司】韓国の
原告の弁護士によると、韓国外交省はすでに個別に面会を重ねているほか、2月末に原告や遺族らを集め、解決案を説明する機会を設けようとしている。韓国政府は1月、政府傘下の財団が韓国企業から拠出を受け、被告となった日本企業の賠償を「肩代わり」して原告に支払う案を公表しており、受け入れ意思を確認しているとみられる。
原告との対話を重視するのは、2015年の日韓慰安婦合意の教訓からだ。日韓政府の合意発表後、元慰安婦支援団体などが、合意は「秘密交渉」だったと批判。左派の
18年の大法院判決で勝訴が確定した元徴用工ら原告は14人で、現在は遺族を含め32人になっている。この半数以上が、韓国政府案の受け入れに前向きだとの見方がある。
三菱重工業を相手取った訴訟で勝訴した原告の息子、
日本側の「謝罪」についても意見が分かれる。李さんは「もどかしいが自分が望む通りになる問題でもない」とし、謝罪がなくてもやむを得ないとの考えだ。朴さんは「熱心に活動してくれた弁護士たちの立場も考えなければならない」と指摘し、原告らだけで決められる問題ではないとした。
2023-02-16 20:00:00Z
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