スーダンからの国外退避を巡り、約60人いる在留邦人の一部が、首都・ハルツームから陸路で同国内の別の都市に移動を始めたことが、関係者への取材でわかった。政府は、周辺国のジブチからその都市の空港に自衛隊機を派遣し、邦人らを退避させる方向で調整している。
スーダン国軍と「即応支援部隊」(RSF)は、21日から3日間の一時停戦で合意している。政府はこの期限をにらみながら、邦人退避の準備を進めており、早期にジブチなどに移動させたい考えだ。
防衛省によると、国外退避の活動は、航空自衛隊と陸自の計約370人で編成した部隊が担っている。ジブチには、海賊対処活動を行う自衛隊の拠点があり、空自の輸送機「C130」や「C2」、空中給油・輸送機「KC767」の計3機が到着している。
岸田首相は24日午前、首相官邸で記者団に、「現地の状況を踏まえながら、鋭意対応している。関係各国と緊密に連携しながら、邦人の安全確保、退避に全力を挙げて対応していきたい」と述べた。
2023-04-24 03:15:00Z
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