アフリカのスーダンの情勢が悪化する中、フランス政府は24日、首都ハルツームからあわせて388人をフランス空軍によって周辺国のジブチに退避させたと発表しました。この中には自国民のほか、日本人を含む外国人もいるとしていますが、詳しい人数の内訳は明らかにしていません。
一方、ジブチに派遣された自衛隊の部隊が輸送機で退避させる計画などを進めているとみられます。
フランス政府は24日、スーダンでの2日間にわたる退避作戦の結果、首都ハルツームからあわせて388人をフランス空軍によって周辺国のジブチに退避させたと発表しました。
この中には自国民のほか、日本人を含む外国人もいるとしていますが、詳しい人数の内訳は明らかにしていません。
一方、自衛隊は、スーダンにいる日本人の国外退避に向けて、C130輸送機とC2輸送機、KC767空中給油・輸送機の合わせて3機を周辺国ジブチに派遣しました。
ジブチの国際空港にある自衛隊の活動拠点では、日本時間の24日午前0時すぎの時点で3機のうちC2輸送機など一部の機体が確認できましたが、現地が日没を迎えたことなどから、その後の機体の状況や活動拠点の様子は外側からはうかがえませんでした。
スーダンに滞在している日本人はおよそ60人で、関係者によりますと、在留邦人はスーダンの首都ハルツームから別の都市へ陸路で移動しているということです。
派遣された部隊は、外務省などと連絡を取り合いながら、陸路で移動してきた在留邦人を自衛隊の輸送機に乗せてスーダン国外に退避させるものとみられます。
松野官房長官 「在留邦人 生命や身体に影響との情報に接せず」
松野官房長官は24日午後の記者会見で「今回、出国を希望する方々の迅速かつ安全な退避のため、ジブチに移動させて待機中のC130輸送機およびC2輸送機をはじめとする自衛隊部隊を調整が整い次第、スーダンに派遣し輸送活動を開始する」と述べました。
また、およそ60人の在留邦人の生命や身体に影響が及んでいるとの情報には接していないとした上で、「政府としては引き続き関係国と緊密に連携するとともに関係者一丸となって対応に万全を期していく考えだ」と述べました。
2023-04-24 07:39:30Z
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