【釜山=小沢慶太】上川陽子外相は26日、訪問先の韓国南部釜山で韓国の朴振(パク・チン)外相と約1時間半、会談した。上川氏は、慰安婦問題を巡り日本政府に賠償を命じたソウル高裁判決について「極めて遺憾」と抗議し、是正措置を求めた。北朝鮮の核・ミサイル開発に連携して対処する方針も確認した。
両外相による対面の会談は3回目。直近では今月15日に米サンフランシスコで会談した。
日韓両政府は平成27(2015)年12月の日韓合意で慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認している。
上川氏は会談で、判決について「国際法上の主権免除の原則が否定された」とし、遺憾の意を表明した。その上で韓国政府の責任で国際法違反の状態を是正するよう求めた。
北朝鮮が21日に「軍事偵察衛星」の打ち上げを強行したことについては、国連安全保障理事会決議違反であり、北東アジアの平和と安定を深刻に脅かすと非難。ロシアとの武器取引を含む北朝鮮の核問題に対して米国を加えた3カ国で緊密に対応していくことで一致した。日本人拉致を含む北朝鮮による人権問題で緊密な連携を図ることも確認した。
2023-11-26 03:25:45Z
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