ロイター通信は15日、ハマスやイランの関係者の話として、ハマスの最高幹部ハニーヤ氏が今月上旬、イランを訪れて、最高指導者のハメネイ師と会談した際の会話だとするやりとりを伝えました。
それによりますと、一連の衝突の発端となったハマスによる大規模な奇襲攻撃について、ハメネイ師は「あなたたちは10月7日のイスラエルへの攻撃についてわれわれに知らせなかった。あなたたちのためにこの戦争に加わるつもりはない」と述べ、イランはハマスに対し政治的、精神的な支援は続けるものの、直接的に軍事介入する意思はないことを伝えたとしています。
そのうえで、イランやイスラエル北部への攻撃を繰り返しているレバノンのシーア派組織ヒズボラに対して、イスラエルとの全面戦争に加わることを求めないようハマス側にくぎを刺したということです。
また、ヒズボラの関係者の話として、ヒズボラもハマスから攻撃を事前に知らされていなかったため、国境地帯で警戒することができず急な対応を迫られたと伝えています。
この報道についてハマスは声明を出し「根拠のない記事が出されたことを遺憾に思う」と否定しました。
この会談が行われたことは当初、公表されず、外国メディアなどが報じた翌日の5日になってハメネイ師の事務所が声明を出して認めましたが、ハメネイ師がイスラエルやアメリカを非難したこと以外、詳細は明らかにされていませんでした。
2023-11-17 08:56:05Z
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