会談は、日本時間の午前11時すぎからおよそ2時間行われました。
この中で両首脳は、海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障分野での連携を強化するため外務・防衛当局の対話を促進するほか、同志国の軍に防衛装備品などを提供する新たな枠組み、OSAの活用に向けた調整を加速させる方針を確認しました。
また、投資環境の整備や脱炭素の推進など、経済面での協力も進めていくことになりました。さらに東シナ海・南シナ海の状況やウクライナ情勢などについても意見を交わし、いかなる地域でも、力による一方的な現状変更の試みを容認しない立場を共有しました。
一方、岸田総理大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、周辺国への波及を防止し事態を早期に沈静化させ、人道状況を改善することが重要だとして協調を呼びかけました。
2023-11-05 06:05:21Z
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