アメリカ・ニューヨークでは9日、パレスチナ・ガザ地区での停戦を求めるデモや集会が各地で行われました。
このうち、ブルックリン地区では、パレスチナを支持する団体が主催するデモが行われ、警察によりますと、およそ3500人が参加しました。
参加した人たちは、パレスチナの旗を振ったり、伝統の織物「クーフィーヤ」を身にまとったりして、「今すぐ停戦を」と訴えながら橋を渡ってマンハッタンまで練り歩きました。前日の8日には、国連の安全保障理事会でアメリカが拒否権を行使して人道目的の即時停戦を求める決議案が否決され、このことを批判する声も多く聞かれました。
22歳の女性は「本当にひどいことで悲劇的だ。アメリカ人であることを恥ずかしく思う」と話していました。
また、別の場所では、イスラエルの人たちが集会を開き人質の解放とともに、即時停戦を求めて祈りがささげられました。
この集会の主催者で、今回の戦闘でおばがハマスに殺害されたという女性は「アメリカの拒否権行使はとんでもない間違いで、軍事的な解決方法ではより多くの市民が意味もなく犠牲になるだけだ。悲しみに暮れているが、軍事行動によっておばが帰ってくるわけではなく停戦を求める」と話していました。
2023-12-10 10:28:43Z
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