大学入試センターは14日、大学入学共通テスト1日目の13日に実施された外国語(英語)のリスニングで、愛知工業大(愛知県豊田市)の会場で受験した1人が試験監督者のミスで再試験の対象になったと発表した。受験生から機器の不具合を訴えられたが、音声が聞こえていると判断して試験を継続してしまったという。
センターによると、試験の開始後、受験生が音声を再生する機器の不具合を申し出た。試験監督が筆談で音声が流れているかどうかを受験生に確認したところ、「聞こえる」と応じたため、機器の不具合はないと判断したという。
しかし、試験の音声はいったん開始すると一時停止ができないため、本来、不具合の訴えがあった場合は試験を中止し、再開テストで中断した問題からやり直す手順になっている。筆談の間も音声が流れており、センターは解答に支障があったと判断し、27日に実施される再試験を受けてもらうことにした。試験監督によるマニュアルの確認不足が原因だという。
13日夜に受験生が大学に問い合わせたことで、試験監督の対応ミスが発覚したという。【深津誠】
2024-01-14 03:36:35Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiOWh0dHBzOi8vbWFpbmljaGkuanAvYXJ0aWNsZXMvMjAyNDAxMTQvazAwLzAwbS8wNDAvMDQwMDAwY9IBAA?oc=5
No comments:
Post a Comment