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Friday, January 12, 2024

米英軍 イエメンのフーシ派拠点攻撃 フーシ派側“5人死亡” | NHK - nhk.or.jp

米英軍 イエメンのフーシ派拠点攻撃 フーシ派側“5人死亡” | NHK - nhk.or.jp

アメリカのバイデン大統領は11日、アメリカ軍とイギリス軍が合同でイエメンの反政府勢力フーシ派の複数の拠点に攻撃を行い、成功したと声明で明らかにしました。

フーシ派が紅海を航行する船舶に対し弾道ミサイルなどで攻撃を繰り返していることへの直接の対応だとしていて、報復措置として軍事行動に踏み切った形です。

バイデン政権の高官は記者団に対し「今回の攻撃はフーシ派の船舶に対する攻撃能力の破壊が目的で、目標はミサイルやレーダー、無人機の関連施設だ」と述べました。

CNNテレビは戦闘機による空爆が行われたり、潜水艦から巡航ミサイル「トマホーク」が発射されたりしたと報じました。

フーシ派はイスラエルと軍事衝突を続けるイスラム組織ハマスとの連帯を掲げて、船舶への攻撃を繰り返しています。

アメリカ中央軍は11日にも弾道ミサイルによる攻撃があったとしたうえで、去年11月19日以降、攻撃はこれまでに27回に上るとしています。

アメリカ軍がフーシ派の拠点を攻撃するのは、船舶への攻撃が始まって以降、初めてです。

アメリカ政府は今月3日、日本やイギリスなど12か国と共同で声明を発表し、フーシ派に対して「責任を負うことになる」などと警告したほか、国連安全保障理事会も10日、攻撃を非難し、直ちにやめるよう求める決議案を賛成多数で採択しました。

また今回攻撃を行ったアメリカとイギリスに加え、オーストラリアや韓国など10か国は12日、共同で声明を発表しました。

それによりますと、アメリカ軍とイギリス軍はオランダやカナダ、バーレーン、そしてオーストラリアの支援を得て、共同で攻撃を実施したとしています。

また、去年11月中旬以降、フーシ派による商船への攻撃は20回を超え、国際的な課題となっているとして「この行動は、航行の自由や国際通商、船員の生命を守るという共通の決意を示したものだ」としています。そして「われわれは、継続的な脅威に直面しても、人命を守り、世界で最も重要な水路のひとつにおける自由な通商の流れを守ることをためらわない」としてフーシ派の動きをけん制しました。

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2024-01-12 10:24:17Z
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