能登半島地震が発生した際、兵庫県豊岡市の一部の津波避難場所で建物に入る鍵の保管庫が開かず、住民が避難できないケースがあった。鍵保管庫は震度5以上で自動的に解錠される仕組み。豊岡市の震度は4だった。市は震度4でも解錠されるように変更を検討する。
市危機管理課によると、市内の津波避難場所は42カ所。多くは高台にある神社や公園など屋外にあるが、学校や役所の支所など屋内の避難場所もある。このうち、休日や夜間は無人となるなど、人の出入りが少なくなる5カ所に鍵保管庫が設置されている。鍵保管庫は震度5以上の地震で自動的に解錠され、避難者は取り出した鍵で入り口を開けて建物に入る仕組みだ。
今回の地震では県北部に津波警報が出た。市は避難指示は出さなかったが、防災行政無線などで「海岸部には近づかず、高台に避難して下さい」などとアナウンスした。
しかし同課によると、鍵保管庫を設置した避難場所5カ所で、設定震度に達していなかったため保管庫が解錠されなかったという。校長が近くに住む竹野小学校など2カ所は持参した鍵で解錠したが、ほかの3カ所はこうした対応ができなかった。
瀬戸地区の角金勝彦区長(6…
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2024-02-10 07:00:00Z
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