[モスクワ 27日 ロイター] - ロシア外務省のザハロワ報道官は27日、モスクワ郊外で22日に発生した銃乱射事件について、「イスラム国」(IS)にコンサートホールを攻撃する能力があったとは「非常に信じ難い」と述べた。
モスクワ近郊のコンサートホール「クロッカス・シティ・ホール」で発生した銃乱射事件の死者数は少なくとも140人に達している。ロシア側は事件の背後にウクライナがいると主張しているが、証拠はまだ示していない。
一方、ISは犯行声明を発表。米当局もIS系組織によって行われたことを示す情報を入手していると発表した。ウクライナは事件との関連性を繰り返し否定している。
こうした中、ザハロワ氏は記者団に対し、西側諸国はウクライナおよびウクライナを支援する西側諸国から非難をそらす手段として、ISに責任を押し付けようとしているとした。
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2024-03-27 15:41:00Z
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