[ニューデリー 4日 ロイター] - インド総選挙の開票作業が4日始まった。モディ首相率いるインド人民党(BJP)中心の与党連合は過半数を獲得したが、出口調査で見込まれた圧勝には至らないとみられている。一方で、野党連合が予想以上に健闘、これを嫌気して金融市場は急落している。
地元テレビ局によると、0900GMT(日本時間午後6時)時点でBJP中心の与党連合「国民民主同盟(NDA)」は下院543議席中300議席近くを獲得。ラフル・ガンジー氏の国民会議派が率いる野党連合は220議席を超え予想以上の議席を確保している。
OCBC(シンガポール)の資戦略担当マネジングディレクター、バス・メノン氏は、「与党連合の獲得議席は予想よりも小幅で、経済成長持続に重要な政治的に困難な改革を推し進める新政権のの能力に疑問が生じる可能性がある」と指摘。「ただ与党連合は勝利収める見通しで、インフラと製造業主導による経済成長促進への政府の取り組みが継続することを意味する」と述べた。
1日の投票締め切り後に公表された出口調査では、NDAが3分の2の議席を獲得すると見込まれていた。これを受けてインド株式市場は3日に過去最高値を更新していた。
4日の市場では野党の健闘を受け、株式市場は5%近く下落。ルピーも対ドルで急落し、国債利回りは上昇している。
地元テレビ局によると、BJP単独の議席は250議席以下。前回2019年選挙でBJPは303議席を獲得していた。
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2024-06-04 09:57:00Z
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