8日に静岡県下田市の海岸で海水浴中に行方が分からなくなっていた20歳代の中国人女性が10日朝、約80キロ・メートル離れた千葉県南房総市沖の海上で発見され、救助された。やや脱水症状があるが、命に別条はないという。女性は浮輪をつけており、下田海上保安部は、約36時間にわたって海流に流され、海上を漂っていたとみている。
同海保によると、女性は8日、海開き前だった下田市の白浜大浜海岸で友人と2人で遊泳していたが、午後7時55分頃に行方が分からなくなった。通報を受けた同海保の巡視艇が付近を捜索したが発見できず、9日夕に捜索を打ち切っていた。
女性が発見されたのは10日午前7時50分頃。南房総市・野島崎の沖合約11キロ・メートルの海上で、浮輪とともに漂っていたのを通りかかった貨物船の船員が見つけた。女性は「岸に戻ろうとしたが、流されて戻れなかった」と話しているといい、同海保は岸から沖へ向かって流れる「離岸流」に流されたとみている。
同海保は女性が無事発見された要因として、海水温が発見時に24度と高めだったことや、晴れの日が続いて海が穏やかだったことが背景にあるとみている。
2024-07-10 10:38:00Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiN2h0dHBzOi8vd3d3LnlvbWl1cmkuY28uanAvbmF0aW9uYWwvMjAyNDA3MTAtT1lUMVQ1MDE2Ny_SAQA?oc=5
No comments:
Post a Comment