【パリ=梁田真樹子】フランスの国民議会(下院、定数577)選挙の決選投票が7日、実施され、即日開票された。第1回投票で得票率首位となった極右の流れをくむ右派政党「国民連合」(RN)に対して、候補者を一本化して戦った左派政党の連合とマクロン大統領率いる与党連合が巻き返し、左派政党連合が第1党、与党連合が第2党となる見通しだ。RNは第3党に沈む情勢だ。
世論調査機関「IFOP」の予測によると、左派政党連合は180~205議席を獲得。与党連合は現有から大幅に減らすものの、150~180議席を得る見通しだ。過半数の289議席をうかがう勢いとみられたRNは、共闘勢力を含めて130~145議席とみられている。
主要な3勢力がいずれも過半数を持たない「ハング・パーラメント(中ぶらりん議会)」となり、マクロン氏の政権運営が困難さを増すことは確実だ。
決選投票を受け、与党連合の陣頭指揮をとったガブリエル・アタル首相は7日、辞意を表明した。
2024-07-07 21:25:42Z
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