【ワシントン=住井亨介】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が28日、世界全体で50万人を超えた。ブラジルなど中南米で急増するなど、世界各地で被害の拡大が目立っている。28日に感染者は累計1万人を超えたが、増加を続けており、沈静化する気配はない。
死者は、4月10日に10万人に達するまでに、最初に感染例が世界保健機関(WHO)に報告されてから約3カ月かかった。その後は15、19、24日と10万人増にかかった日数が延び、被害の拡大ペースはやや落ちていた。今回は21日で10万人増で、6月中旬以降の感染者増が影響しているとみられる。
国別の死者は、米国が12万5000人超で最も多く、次いでブラジルが5万7000人。英国4万3000人、イタリア3万4000人、フランス2万9000人などと続く。1万人を超えているのは、計9カ国に上っている。
WHOの28日付状況報告によると、感染者の50・12%、死者の48・80%は米州地域事務局管内(南北米大陸)が占めている。
24時間以内に増加した感染者の61・97%、死者の68・71%も同管内からだった。このうち中南米は感染者の38・36%、死者の54・53%を占めており、被害の拡大が顕著な地域となっている。
2020-06-28 22:34:00Z
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