2020年08月19日21時27分
国民民主党は19日、立憲民主党との合流をめぐり、東京都内のホテルで両院議員総会を開いた。国民を解党した上で、立憲と合流する執行部の提案について採決し、賛成多数で決定した。玉木雄一郎代表が主張した分党に関しては、対応を代表、幹事長に一任することになった。合流新党は9月上旬にも発足する見通しだ。
総会には党所属国会議員62人全員が出席。採決には59人が参加し、57人が賛成した。
決定後、玉木氏は出席議員を前に「育んできた政策提案型の改革中道のポジションは今の日本に必要な立ち位置だ」と強調。その上で「いつの日か必ず皆さんと一緒に政権を担うことを誓い合いたい」と語った。
玉木氏は既に、自らは合流に参加せず、国民の組織を継承する新党結成を表明。この後の記者会見で「立憲との新党には加わらない」と改めて明言した。前原誠司元外相や山尾志桜里衆院議員も不参加を表明している。産別労組出身の参院議員らにも合流への慎重論が残っている。
合流新党の規模が焦点で、立憲の福山哲郎幹事長は「少なくとも150人前後」との見方を示している。態度未定の議員も多く、多数派工作が激化しそうだ。
総会に先立ち、国民は地方組織の代表者らによる会議も開催した。出席者からは「これでは吸収合併だ」「代表を含め一つになって合流すべきだ」などの慎重・反対意見が続出。最終的に執行部側が「いつまでも協議を続けるわけにはいかない」と押し切った。
一方、立憲の枝野幸男代表は同日の常任幹事会で、「できるだけ多くの仲間と共に今の政治状況を変えるため戦いたい」と呼び掛けた。野田佳彦前首相ら無所属議員のグループも会合を開き、合流の方向性を確認した。
2020-08-19 12:27:00Z
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