政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は２１日の会見で、北海道の感染状況について、国の指標の「ステージ３（感染急増）」相当のうち、深刻度が最も低い「減少」に当たると明言した。１１月上旬から実施してきた飲食店の営業時間短縮などで「人の流れがだんだんと減り、それに伴って感染者数が下がってきた」と述べた。
分科会は今月、ステージ３相当を感染状況の深刻度が低い順に「減少」「高止まり」「拡大継続」の三つに分類。減少以外では感染拡大地域との往来の自粛などを求めていた。尾身氏は北海道について「対策をしっかり打てば感染が下火になることの証左」と述べた。
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