一方、都内の飲食店の中には来月7日の期限で緊急事態宣言が解除されることを見据えて準備を進めているところもあります。
東京・六本木の飲食店「サカナバル グリル」はこれまで夜間を中心に営業していて、1月の緊急事態宣言のあと、午後8時までの時短営業では採算が取れないとして臨時休業を続けてきました。
しかし首都圏の緊急事態宣言が来月7日に期限を迎えることから解除後の営業再開に向けて準備を進めていて、きのう(25日)は営業再開後に出す新メニューの試食会が行われました。
試食会では宣言解除後も時短営業の要請が続く場合に備えてテイクアウトやデリバリー用の新メニューもあり、従業員たちが調理したハンバーガーなどの味を確かめていました。
この飲食店を経営する会社は、都内や神奈川県に合わせて5つの系列店を展開しこのうち4店舗で臨時休業していますが、宣言解除後の時短要請の有無などを見極めたうえでそれぞれ営業再開するかどうか判断するということです。
「サカナバル グリル」を経営する森山佳和社長は、「感染が収束して時短営業が解除されるのが一番ですが、この1年間の状況を経験するとすぐに元どおりの生活が戻るとは思えません。飲食店の多くはお酒が売れて初めてもうかる仕組みなので『時短』ではどうにもならず、宣言が解除されても先行きは不透明です。経営は大打撃を受けていて、ランチ営業を始めるなどさまざまなことにチャレンジしていますが、感染対策を進めてコロナとうまくつきあいながらそのつど形を変えて対応していくしかありません」と話していました。
2021-02-26 11:06:50Z
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