【ワシントン=鳳山太成】バイデン米大統領は25日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチンを巡り、就任100日後の4月末までに米国内で2億回の接種を目指すと表明した。1億回の目標を掲げたが、達成したため2倍に引き上げる。感染拡大を抑えて早期の経済回復につなげたい考えだ。
バイデン氏は新たな目標について「野心的だ」と主張した。ただ直近では1日平均200万~250万回で推移しており、いまのペースから増えなかったとしても4月末までに2億回に到達する見込みだ。コロナ対策で成果を上げていると国民にアピールし、支持を広げる狙いがあるとみられる。
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米疾病対策センター(CDC)によると、3月25日までに約1億3千万回を接種した。ワクチンはメーカーによって1人1~2回の接種が必要だ。接種を完了した人は4700万人に上る。
バイデン氏は大統領に就く前の2020年12月上旬、就任100日で1億回の接種を目指すと表明した。21年3月18日に目標を達成した。1月の大統領就任後にトランプ前政権で始まったワクチンの普及が加速し、バイデン氏の目標は低すぎるとの指摘があった。
2021-03-25 20:08:05Z
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