ロシアのウクライナ侵攻では、ロシア側の軍事作戦がほぼ停滞しており、今の段階でロシア、ウクライナ両軍いずれも戦局に大きく影響するような攻撃を仕掛けられる状況にはない。西側当局者が分析した。
ロシアの国営天然ガス企業ガスプロムは、同国からドイツに至る主要パイプライン「ノルドストリーム」を通じた欧州への天然ガス供給を8月31日から9月2日まで3日間停止すると発表した。ドイツが冬に向けてガス在庫の確保を図る中、エネルギー供給がさらに圧迫される可能性がある。欧州の天然ガス先物は一時9%上昇した。
ロシアのプーチン大統領は、フランスのマクロン大統領との電話会談で、ウクライナ南東部ザポリージャ(ザポロジエ)の原子力発電所への査察を支援する用意があると述べた。プーチン大統領はまた、11月にインドネシア・バリ島で開催される20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席が見込まれており、そこでバイデン大統領と対峙する可能性がある。
ウクライナ情勢を巡る最近の主な動きは以下の通り。
ゼレンスキー氏がロシアによる核の恐喝を非難、悲劇を警告
ウクライナのゼレンスキー大統領は演説で、ロシアがザポリージャ原子力発電所で核の恐喝を続ければ、今年の夏は欧州の歴史の中で最も悲劇的なものになる恐れがあると述べた。
米国、ウクライナへの1062億円の追加軍事支援を発表
バイデン米政権は、ウクライナへの7億7500万ドル(約1062億円)の追加軍事支援パッケージの一環として、地雷除去用の車両や無人偵察機などの兵器を供与する計画だと、国防総省が発表した。
仏ロ大統領が電話会談、IAEAの原発査察について協議
ロシアのプーチン大統領は、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、ロシアがザポリージャ原発への国際原子力機関(IAEA)の査察を支援する用意があると述べた。プーチン大統領は、ロシア軍が3月に占拠した同原発で「大規模な大惨事」のリスクがあると警告した。
原題:
Ukraine Latest: Western Officials See War at Near Standstill(抜粋)
2022-08-20 07:51:51Z
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