NPO法人の大空幸星理事長は京王線の事件について、「被害の状況や犯行に至った経緯は事件によって違うかもしれないが、『死刑になりたい』とか『どうせ生きていてもしかたがない』と思った人が無差別に第三者を巻き込む事件が近年、相次いでいると感じる。悩みや孤独を抱えている人が誰しもそうした状況に陥るわけではないが、人間関係のささいなトラブルや日常生活での小さな悩みを感じているのは共通していると思う」と話します。
その上で、「多くの相談が寄せられている一方、『相談することは恥ずかしい』とか、『頼ることは負けだ』と支援を受けることをためらう人がいるのも事実で、現場としてはもどかしい。人は皆、誰かの力を借りて生きていて、頼ることは悪いことではないという前提を社会全体で共有していく必要があるのではないか」としています。
また、社会の中でつながりを作ることも重要だとして、「つながりというのは保険みたいなもので、何らかの事件を犯そうと思っても、つながりを保った状況だと起こしにくいと思う。社会の中にたくさんのつながりや支援の糸を垂らしていき、必要とする人にどれか1つでも選び取ってもらえるようにしていきたい」と話していました。
2023-07-31 09:26:48Z
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