河井克行元法相(60)が実刑となった参院選広島選挙区の買収事件で公選法違反(被買収)の罪に問われ、任意聴取の際、東京地検特捜部の検事に供述を誘導されたとする元広島市議木戸経康被告(67)は27日、広島地裁(後藤有己裁判長)の初公判で「買収の報酬との認識はなかった」などと無罪を主張した。
弁護人の田上剛弁護士によると、被告が録音したデータには、検事が不起訴や軽い処分を示唆し、受領した現金は買収目的だったと認めさせるようなやりとりがあった。
起訴状によると、被告は平成31年4月3日ごろ、河井元法相から妻案里氏(49)=有罪確定=への選挙協力の報酬として、広島市安佐北区内で現金30万円を受領したとしている。
田上弁護士は今月21日に記者会見し、検事に供述調書を修正してもらえず、被告が自己防衛のために録音したと説明した。令和2年3~6月の任意聴取計9回のうち約7時間分を録音。検事が「全面的に認めて、反省していることを出してもらい、不起訴であったり、なるべく軽い処分というふうにしたい」と発言した内容があるとしている。
河井元法相の公判担当検事も被告に、調書に沿って買収されたと法廷で証言するよう求めたとみられることが判明。最高検が一連の経緯を調査する。
2023-07-27 05:12:52Z
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