東京電力は24日午後、福島第1原発の処理水の海洋放出を始める。廃炉と福島の復興のために先送りできない課題として、海洋放出の方針を決めてから2年余り。放出計画について、国際原子力機関(IAEA)は「国際的な安全基準に合致する」とした包括報告書を公表している。
岸田文雄首相は放出開始を決めた22日の関係閣僚会議で、風評対策に関し「数十年の長期にわたろうとも、政府として責任を持って取り組む」と強調した。
東電によると、放出は午後1時ごろに開始。東電は、最初に放出する処理水約1トンを海水約1200トンで希釈した上で大型水槽にため、トリチウム濃度の最終的な測定を実施。放出基準の1リットル当たり1500ベクレルを大きく下回る最大63ベクレルだったと発表した。ポンプを起動させて放出。沖合約1キロ先まで海底トンネルを通る。
2023-08-24 02:04:29Z
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