3月最後の週末は、春を通り越して一気に夏の暑さとなった。
山梨県で最高気温が27.8度を観測するなど、各地で夏日となり、桜の開花も一気に進んでいる。
30日、最高気温が27.4度を観測した神奈川・小田原市。
駅前の商店街には、ジャケットやコートを持った人や半袖姿の人も見られた。
街の人「きょうはもう暑いです。汗ばむぐらいで歩いている」、「きょうショーパンで来ればよかったと思っています」
30日は、山梨・南部町で27.8度、宮崎市で27.4度、静岡市清水区で26.9度を観測するなど、関東から西日本にかけて各地で最高気温が25度以上の夏日となった。
東京・練馬も25.0度を観測し、東京で2024年初めての夏日に。
観光名所、東京・浅草の雷門では半袖姿の人が目立ち、アイスクリームを食べている観光客の姿も見られた。
街の人「暑くて子どもがアイスクリーム食べたくて買いに来ました。おいしいですよ」、「上着を着てきたんですけど、暑すぎて脱ぎました。長袖でもちょっと暑いぐらいです」
そうした中、開花発表から一夜が明けた、東京の桜の名所・上野公園では、まだ花はポツリポツリとしか咲いていないが、早くも多くの人が花見の宴会を楽しんでいた。
上野公園にいた人たちからは「公園開くのが(午前)5時と書いてあったので、5時から来た。来週とか、あすあさっての方が良かったかな」、「ちょっとがっかり。もうちょっと咲いていると思って」などの声が聞かれた。
家族と花見に来て団子を食べていた子どもに、「花と団子どっちが好き?」と質問すると「だんご」と即答。
やはり“花より団子”のようだ。
それでも、30日の暑さで花が少しずつ開いていた。
花見客「けさから咲いてきました。わたしたちのために咲いてきてくれたんだな」
一方、「ソメイヨシノ」が見頃となった、宮崎・西都市の桜の名所「西都原古墳群」では、多くの花見客でにぎわっていた。
花見客たちは「きょう家族で来られて、天気も良くて、きれいな花が咲いていてよかったです」、「ご飯を食べるのが楽しい」などと話し、花見を楽しんでいた。
「西都原古墳群」には、2000本の桜と30万本の菜の花が植えられていて、菜の花と桜でピンクと黄色のコントラストを楽しむことができる。
30日は、西都市も最高気温が26度を超え、子どもたちがかき氷を食べていた。
桜は八分咲きで31日、満開になるとみられる。
30日はこの暑さで、開花の便りが各地から届いている。
大分で、平年より6日遅い開花発表があったほか、大阪、静岡など6つの府や県で開花が発表された。
来週末は各地で花見を楽しむ人たちが見られそう。
2024-03-30 09:45:00Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiJGh0dHBzOi8vd3d3LmZubi5qcC9hcnRpY2xlcy8tLzY3ODgxMNIBAA?oc=5
No comments:
Post a Comment