台湾付近を震源とする大地震について国土地理院が人工衛星のデータを分析した結果、台湾東部の断層がおよそ30キロにわたって隆起するなど、地殻変動が起きていたことがわかりました。
今月3日に発生した台湾付近を震源とするマグニチュード7.7の大地震について、国土地理院は人工衛星「だいち2号」のレーダーによる観測データから地震の前と後の地盤の動きを分析しました。
その結果、台湾東部を南北に走る「花東縦谷断層」の北側から、その北にある別の断層の一部にかけてのおよそ30キロの範囲で地面の隆起などの地殻変動が確認されたということです。
今回の震源の近くでは、2018年にマグニチュード6.7の地震が起きていますが、このときの地殻変動の範囲はおよそ15キロでした。
国土地理院は、今回の地震で断層がより広い範囲で破壊されたことで大きな揺れにつながったとみられるとしています。
2024-04-05 10:19:37Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjQwNDA1L2sxMDAxNDQxMzYxMTAwMC5odG1s0gEA?oc=5
No comments:
Post a Comment