東京都の小池百合子知事(71)にとって2期目最後となる都議会定例会が29日、始まった。小池氏は冒頭の所信表明で8年間の実績を振り返ったが、都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への3選出馬には言及しなかった。小池氏の表明時期が注目される。
一方、すでに出馬表明している立憲民主党の蓮舫参院議員(56)はこの日の議会終了後、都議会を訪れ、立民や共産党などの都議と面会して支援を要請。都議会で2人が鉢合わせすることはなかった。
3選出馬の意思を固めている小池氏は、所信表明で8年間の実績を振り返ったが、都知事選には触れなかった。ただ、随所に「加速」「飛躍」といった言葉をちりばめて今後への意欲をうかがわせ、「東京大改革の先にこそ明るい未来はひらかれる」と締めくくった。報道陣には「この議会にしっかりと取り組んでいくのが現職の務め」と述べるにとどめた。
小池氏が都議会を後にして間もなく、蓮舫氏が到着。立民・共産など支援が予想される会派を次々に訪問し、都知事選への思いを伝えた。各会派の所属都議は拍手で歓迎。一方で小池氏を支援する見込みの自民党や公明党、都民ファーストの会には足を運ばなかった。蓮舫氏は報道陣に「ここから一歩一歩、都政に対する思いを伝えたい」と話した。
2024-05-29 07:28:54Z
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