政治資金規正法の改正に向けて自民党が示した修正案について、公明党の山口代表はパーティー券の購入者を公開する基準額のさらなる引き下げなど、党の主張が反映されなければ賛成できないとしたうえで、「自民党の英断を促したい」と述べました。
政治資金規正法の改正に向けて自民党は29日、修正案を示しましたが、公明党はパーティー券の購入者を公開する基準額を現在の「20万円を超える」から「5万円を超える」に引き下げるべきだという姿勢を崩しておらず、両党間で調整が続いています。
これについて公明党の山口代表は党の中央幹事会で「自民党から示された修正案にそのまま賛同することはできないというのが党の立場だ」と述べ、党の主張が反映されなければ修正案に賛成できないという考えを示しました。
そのうえで「隔たりがある部分について、自民党にはより一層の透明化を図るため思い切った決断を求めたい。野党側のさまざまな主張についても合意点を見いだす努力を求め、自民党の英断を促したい」と述べ、対応を求めました。
2024-05-30 05:25:09Z
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